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文系エンジニア

この仕事を始めようと思ったきっかけの一つ。

(理系の)エンジニアが物理学や化学など科学の知識を使って世の中に役立つ技術を開発するのに対し、文系エンジニアとは心理学や経済学など社会科学の知識を使って世の中に役立つ技術を開発する者のこと。

計算問題でミスが多く受験がうまくいかず、理系から文転してとりあえずは大学に進学したけれど、自分の将来について全く展望が掴めなかった時に出会い強く印象に残った言葉。

サラリーマン時代はあまり意識していなかったけれど、どうやってバイトスタッフを戦力化するのか、お客様が思わず買いたくなる陳列棚やレイアウトどう作ればいいのかを考えるため、認知心理学やカウンセリング、デザインや色彩理論の本、時には建築関連の本(ル・コルビジェのモジュロールはレイアウト作成にものすごく役に立った)などを片っぱしから読んで試行錯誤していたので、知らず知らずのうちにこの言葉の影響を受けていたんだなぁというのが、この仕事を始めるときに思ったことである。

そんなわけで、この仕事に就いた後も、大抵は本を読んでまとめたものが多いけれど、いくつか独自のツールも作ってきた。

例えば、次のようなもの。これはある企業様がべた褒めしてくれたちょっと自慢のツール。

なぞなぞ

ある中小企業様が新製品を開発し販売を試みている。

1.従来の今世の中にあるモノは、耐用年数が1年で、価格は1万円である。

2.そこで、当社の技術を使って新製品を開発した。新製品は、耐用年数を従来の倍の2年にすることができた。

3.さらに製造コストを3割下げることに成功したので、この製品の価格は7千円に設定した。

4.モノづくりの企業であり営業担当がいないため、販売代理店を通して全国展開を考えている。

一見優れた製品で売れそうであるが、残念ながらこの場合製品は売れない。

では何故売れないのだろうか?

なぞなぞって、答えを知ってしまうととても簡単なことだけど、わからないとドツボにハマってしまう。セミナーのネタとして時々使うのだけれど、ノーヒントだとほとんどの人が答えがわからない(ことが多い)。

判らない理由は、4つの条件のうち、4を無視して1〜3ばかりを見て考えるから。だからドツボにハマる。多くの人は、優れた製品かどうか評価しようとする。優れた製品かどうかということはとても大事だけれど、売れるかどうかを決めるのはそこでないことが多い。

答えを見つけるためのヒントは4にある。

ヒント:代理店の立場で考えてみてください。

このヒントを出すとみなさん、”あぁ〜”と声を上げて答えにたどり着かれます。もうお解りですよね。答え合わせは、どこかでセミナーをやった時に。

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